アインHD-2022年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021.09.02
株式会社アインホールディングスの当第1四半期連結累計期間における経営成績は、売上高が750億1千1百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は26億1千1百万円(同124.3%増)、経常利益は28億6千4百万円(同73.1%増)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億9百万円(同54.6%増)となった。
同社グループでは、地域医療連携、お薬手帳等を活用した服薬情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導の強化、在宅医療対応等により、患者様が住み慣れた地域で安心して医療を受けることができるよう、「かかりつけ薬剤師・薬局」の機能発揮に取り組んでいる。また、新型コロナウイルス感染症の拡大等により、医薬品の受け取りニーズの多様化や非接触決済へのニーズが高まる中、本年5月にはコンビニエンスストアのロッカーを活用した医薬品の受け取り実証、6月にはキャッシュレス決済の追加導入を開始している。
営業開発においては、大型薬局の積極的な出店と投資回収を重視したM&Aを出店戦略とし、さらなる事業規模の拡大を行うとともに、店舗運営の効率化を推進している。当第1四半期連結累計期間においては、既存店の処方箋枚数の増加と前期出店した店舗が堅調に推移したことにより、売上高は668億2千8百万円(前年同期比6.3%増)、セグメント利益は48億7千9百万円(同41.1%増)と増収増益となった。
同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計12店舗を出店し、3店舗の閉店により、同社グループにおける薬局総数は1,074店舗となった。