アインHD-2022年4月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021.12.03
株式会社アインホールディングスの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高が1,529億7千2百万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は57億7千6百万円(同47.1%増)、経常利益は61億2千7百万円(同35.6%増)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は33億3千8百万円(同26.9%増)となった。
同社グループでは、地域医療連携、お薬手帳等を活用した服薬情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導の強化、在宅医療対応等により、患者様が住み慣れた地域で安心して医療を受けることができるよう、「かかりつけ薬剤師・薬局」の機能発揮に取り組んでいる。また、本年8月には「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の一部を改正する法律」により特定の機能を有する薬局として地域連携薬局及び専門医療機関連携薬局の認定制度が開始になった。従来より取り組んでいる在宅医療、多職種連携、薬剤師の専門教育等を一層強化し、地域に求められる薬局として、地域医療の貢献に取り組んでいる。
営業開発においては、引き続き、大型薬局の積極的な出店と投資回収を重視したM&Aを出店戦略とし、さらなる事業規模の拡大を行うとともに、店舗運営の効率化を推進している。当第2四半期連結累計期間においては、既存店の処方箋枚数の回復と前期出店した店舗が堅調に推移したことにより、売上高は1,369億5百万円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益は104億9千1百万円(同25.3%増)と増収増益となった。
同期間の出店状況は、M&Aを含め、グループ全体で合計33店舗を出店し、4店舗を閉店、3店舗を事業譲渡したことにより、同社グループ における薬局総数は1,091店舗となった。