アルフレッサHD-2021年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.08.05
アルフレッサホールディングス株式会社の当第1四半期連結累計期間におけるグループ業績は、売上高6,500億11百万円(前年同期比4.0%減)、営業利益37億4百万円(同59.7%減)、経常利益64億41百万円(同44.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益57億11百万円(同27.6%減)となった。
医療用医薬品等卸売事業については、連結子会社のアルフレッサ株式会社は、事業領域の拡大を視野に入れたベンチャー企業への投資として、再生医療等製品の開発および開発製造受託を行うファーマバイオ株式会社ならびに日本発の遺伝子治療技術の研究開発および治療薬の開発、製造などを行う株式会社遺伝子治療研究所へ出資した。当セグメントの当第1四半期連結累計期間の業績は、二度の薬価改定および新型コロナウイルス感染拡大等の影響により、売上高5,732億28百万円(前年同期比4.1%減)、営業利益29億94百万円(同62.6%減)となった。なお、売上高にはセグメント間の内部売上高41億円(同1.0%増)を含んでいる。
調剤薬局を展開する医療関連事業については、「19-21中計」の重点施策として掲げた「機能に応じた店舗の再編」「収益改善を目指した機能の効率化・高度化」「多機能化による地域社会への貢献」「各事業セグメントとの連携強化」を引き続き推進する一方、前連結会計年度に発覚した調剤報酬請求に係る不適切行為の再発防止策を徹底するため、新たな管理ソフトウェアの導入および適正な人員配置等の対策を講じている。当セグメントの当第1四半期連結累計期間の業績は、二度の薬価改定および新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療機関の外来受診抑制等の影響により、売上高82億70百万円(前年同期比6.7%減)、営業損失3億2百万円(前年同期は営業利益63百万円)となった。
※出典:「2020最新オール・データ&ランキング」卸グループ別医療用医薬品事業シェア(株式会社ドラッグマガジン)