ウエルシアHD-2021年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021.04.07
ウエルシアホールディングス株式会社の当連結会計年度は、売上高949,652百万円、営業利益42,974百万円、経常利益45,800百万円及び親会社株主に帰属する当期純利益27,999百万円となった。
同社グループは、営業時間の短縮、3密回避のためチラシ販促の一時自粛など、感染防止策や衛生管理を講じながら営業を継続し商品供給及びサービスの提供に努めた。物販については、テレワーク等による化粧品メイク需要の減少等の影響があったが、感染症予防対策商品や食品等の需要増により売上高は好調に推移した。調剤については、薬価改定の影響に加えて、受診抑制による処方箋枚数の減少、長期処方の増加による処方箋単価の上昇等の影響もあったが、ウエルシアモデルを推進し、調剤併設数は1,643店舗となった。また、販管費については、人時コントロールによる店舗人時数管理の徹底や自動発注等の推進による店舗業務の効率化など、人件費を中心とした販管費の適正化に努めつつ、積極的な採用も実施した。
2020年3月1日付で、高知県を地盤とする株式会社よどや(24店舗)を株式取得により子会社化し、同年6月1日付で群馬県を中心に店舗展開する株式会社クスリのマルエ(59店舗)を株式追加取得により子会社化した。同年7月1日付で愛媛県を中心に調剤薬局を展開する株式会社ネオファルマー(10店舗)、株式会社サミット(3店舗)を株式取得により完全子会社化した。また、同年11月2日付で上新電機株式会社の近畿地区5店舗のドラッグストアを、同年12月1日付で株式会社ホームセンターみつわの福井県の3店舗をウエルシア薬局が譲り受けた。
店舗展開については、グループ全体で124店舗の出店と23店舗の閉店を実施し、当期末の同社グループの店舗数は2,217店舗としている。