ウエルシアホールディングス株式会社の当第２四半期連結累計期間の業績は、売上高476,656百万円（前年同四半期比11.5％増）、営業利益26,481百万円（同44.0％増）、経常利益27,886百万円（同42.0％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益17,300百万円（同45.9％増）となった。

同社グループは、営業時間の短縮（時短営業最多839店舗、うち休業最多48店舗）、政府の要請である３密回避のためチラシ販促の一時自粛など、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けつつも、営業を継続し地域において商品供給及びサービスの提供に努めた。

感染症予防対策商品や食品等の需要増により物販売上は順調に推移し、調剤についても薬価改定の影響等があるものの、調剤併設店舗の増加（８月末現在1,511店舗）などのウエルシアモデルの推進により、既存店の売上高は好調に推移した。また、販管費については、人時コントロールによる店舗人時数の適正化や自動発注等の推進による店舗業務の効率化を図り、人件費を中心とした販管費の適正化に努めた。

店舗展開については、2020年３月１日付で、高知県を地盤とする株式会社よどや（24店舗）を株式取得により子会社化し、同年６月１日付で群馬県を中心に店舗展開する株式会社クスリのマルエ（59店舗）を株式追加取得により子会社化した。また、同年７月１日付で愛媛県を中心に調剤薬局を展開する株式会社ネオファルマー（10店舗）、株式会社サミット（３店舗）を株式取得により完全子会社化した。

出店と閉店については、グループ全体で58店舗の出店と９店舗の閉店を実施し、当第２四半期末の同社グループの店舗数は2,157店舗としている。