キリン堂HD-2020年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.04.10
株式会社キリン堂ホールディングスの当連結会計年度における業績は、売上高1,332億79百万円(前期比2.8%増)、営業利益27億97百万円(同37.5%増)、経常利益37億11百万円(同26.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益17億87百万円(同21.5%増)となり、いずれも過去最高となった。
小売事業については、7月の長梅雨や秋から冬にかけて気温が高い日が続き、シーズン商品の需要が落ち込んだ。年度終盤においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、マスク、除菌用品などの需要が急激に増加した。同時に、インバウンド需要は大きく低下したが、同社グループ事業におけるインバウンドへの依存度は低いため、その影響はわずかにとどまった。その結果、セグメント売上高は増収となった。セグメント利益については、増収による売上総利益の増加に加え、ヘルス&ビューティケア強化に伴うPB商品の販売増と調剤事業拡大や効率的な販売促進策により、売上総利益率の改善により増益となった。
出退店状況については、ドラッグストア8店舗(内、調剤薬局併設型3店舗)、調剤薬局4店舗の計12店舗を出店し、ドラッグストア12店舗、調剤薬局2店舗の計14店舗を閉店した。また、調剤事業の強化の観点から、調剤薬局4店舗を他社から取得した。以上の結果、当連結会計年度末の同社グループ国内店舗数は371店舗としている。