クオールホールディングス株式会社の連結会計年度における業績は、売上高1800億5200万円（前期比5.9％増）、営業利益83億2400万円（前期比12.3％減）、経常利益92億5600万円（前期比8.3％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は48億8000万円（前期比13.7％減）となった。

保険薬局事業に関しては売上高1650億9900万円（前期比6.3%増）、営業利益107億3000万円（前期比6.7%減）と増収減益となった。
前期に実施したM&Aや新規出店が売り上げに寄与し、在宅・施設調剤の推進などにより、処方箋受付回数と運営コストが増加した。地域支援体制加算の経過措置終了などにより、薬剤料単価と技術料単価は低下した。

同期間における調剤薬局店舗は18店舗の新規出店、事業譲受で3店舗、子会社化で14店舗を取得し計35店舗増加した。一方、閉店により7店舗減少したため全体の店舗数は920店舗となった。