クリエイトSDHD-平成30年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2018.04.02
株式会社クリエイトSDホールディングスの当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高198,264百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は9,701百万円(同8.5%減)、経常利益は9,959百万円(同8.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,765百万円(同7.9%減)となった。
ドラッグストア事業の売上高については、小商圏において繰り返し来店を促すための利便性向上施策の継続や出店数増加に加え、小商圏化が進む中で品揃えの拡充や購入頻度の高い商品のEDLP(エブリデイ・ロープライス)施策の深耕および調剤薬局への「かかりつけ機能」の付加推進により既存店売上高が前期を上回って推移したことから増収となった。利益面については、EDLP施策を強化したことや出店ペースの加速による新店の増加などにより売上総利益率が低下した他、前期からの人員増強や時給単価の上昇などにより人件費が増加し、経費率が上昇したことにより前期を下回る結果となった。また、ドラッグストアの新規出店については、33店舗の出店と契約期間満了に伴う1店舗の閉鎖を行った。
調剤薬局については、地域医療に貢献するため、健康サポート機能を有する「かかりつけ薬局」を目指し、薬剤師の育成に注力するとともに既存薬局のボトムアップを図ると共に、地域の医療連携体制の構築に向けた出店を推進。それに伴い処方箋応需枚数も順調に増加し、引き続きの増収となった。また、調剤薬局の新規出店については、ドラッグストアへの併設調剤薬局を17店舗開設し、調剤専門薬局を5店舗開局した。一方で、経営効率化の観点から調剤専門薬局を1店舗閉局した。
当第3四半期連結会計期間末の同社グループの店舗数はドラッグストア事業ではドラッグストア541店舗、調剤薬局では調剤専門薬局36店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局142店舗の合計178店舗となり、有料老人ホーム事業では介護付有料老人ホーム2施設、デイサービス事業ではデイサービスセンター40施設となった。