ゲンキー-最大64億円となる公募増資等の実施を発表
2017.09.12
ゲンキー株式会社は平成29年9月12日開催の取締役会において、新株式発行及び株式売出しにより最大64億円を資金調達することを決議した。
新株式の発行数は123.5万株、需給状況に応じて16.5万株を追加発行する。発行済株式総数に対する希薄化率は最大9.9%となる。また、藤永賢一社長による5万株の株式売出しも実施。調達した資金のうち44億円は、福井、石川、岐阜、愛知の各県で今期新規出店する中型店30店舗や、既存店139店の改装費用などに充当し、残額を今期中に返済期限を迎える金融機関からの長期借入金の返済資金に充当する。
同社は、北陸・東海地方を中心にドラッグストアを192店舗(平成29年6月20日時点)運営している。多店舗高速出店を見据えた店舗レイアウトや作業が標準化されたNew300坪タイプのディスカウントドラッグをレギュラー店と位置付けており、同タイプの店舗の出店を加速させ、より住宅地へ深く入り込み、また、低価格販売の更なる強化による地域シェア向上を目指している。