ココカラファイン-2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019.05.10
株式会社ココカラファインの当連結会計年度の連結業績は、売上高は400,559百万円(前連同期比2.5%増)、営業利益は12,915百万円(同5.8%減)、経常利益は15,233百万円(同4.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,158百万円(同1.0%増)となった。
ドラッグストア・調剤事業においては、①新規出店による各エリアでのドミナント強化、②新製品導入施策および品揃え・売価の適正化等、きめ細かなマーチャンダイジングの構築、③ココカラクラブカードやスマートフォン用アプリ「ココカラ公式アプリ」等の顧客基盤拡大とデータ活用によるサービスの高度化、④お客様相談センターに寄せられる「お客様の声」をもとにした接客・接遇サービスの改善、⑤ICTへの積極的な設備投資・活用等による店舗業務の効率化、⑥調剤事業における多様な医療ニーズ・診療報酬改定への対応、地域の方々の健康増進を支援する「健康サポート薬局」づくり等、諸施策を推進した。2018年4月に診療報酬改定に伴う薬価引き下げや報酬体系の大幅な見直し実施等の影響はあったが、上記諸施策や出店戦略により補った。
店舗展開については、新規70店舗の出店と38店舗の退店を実施し収益改善を図るとともに、40店舗の改装を実施し、店舗の新陳代謝を促進した。以上の結果、当連結会計期間末の同社グループ店舗数は、1,354店舗としている。