ココカラファイン-2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.05.13
株式会社ココカラファインの当連結会計年度の連結業績は、売上高403,875百万円(前連結会計年度比0.8%増)、営業利益13,336百万円(同3.3%増)、経常利益15,626百万円(同2.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8,270百万円(同9.7%減)となった。
ドラッグ事業については、天候不順による季節商材の売上不振や消費税率引き上げによる消費マインドの低下、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による消費行動の変化、化粧品等の高付加価値商品の落ち込み、訪日外国人の減少等もあり厳しい状況が続いたが、チェーンストア能力向上への積極的な取り組み、IT活用による業務の合理化、効率化など生産性向上による収益確保に努めた。
調剤事業については、昨年の診療報酬改定への対応が進み、ジェネリック使用率も向上するなど収益は改善し、また、地域連携などの取り組みも進捗させることができ、健康サポート薬局は54店舗となった。
以上の結果、ドラッグストア・調剤事業の既存店売上高増収率は△0.4%、売上高400,645百万円(前連結会計年度比0.8%増)、セグメント利益(営業利益)13,259百万円(同3.2%増)となった。
店舗展開については、新規48店舗を出店と57店舗を退店を実施し、収益改善を図るとともに34店舗の改装を実施し、店舗の新陳代謝を促進した。当連結会計年度末の同社グループ店舗数は、1,345店舗、調剤取扱店舗数は314店舗としている。