ココカラファイン-2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021.02.12
株式会社ココカラファインの当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高281,095百万円(前年同期比7.9%減)、営業利益7,915百万円(同13.3%減)、経常利益9,695百万円(同11.0%減)となった。また、株式会社マツモトキヨシホールディングスとの資本業務提携に基づく商品仕入れの一本化、マーチャンダイジングの統一等、経営統合シナジーの早期実現への取り組みに伴って生じた商品統合関連費用を、主に第2四半期に特別損失に計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,795百万円(同55.9%減)となった。
当第3四半期連結累計期間は、マスクや消毒用アルコールなどの関連商品の需要増加があったが、が、都市型店舗でのインバウンド需要や化粧品、調剤事業における処方せん枚数の減少、足元における総合感冒薬やその関連商材の大幅な落ち込み等もあり、売上全体を大きく押し下げた。さらに、大掃除商材など通例の年末需要も弱く、巣籠り需要等により堅調に推移していた日用品カテゴリーの伸び幅鈍化もあり、当第3四半期連結累計期間の既存店売上高増収率は5.8%減となった。
店舗展開については、兵庫県を中心に関西において69店舗を展開する株式会社フタツカホールディングスのグループ化を含め、新規127店舗を出店、28店舗を退店し、収益改善を図るとともに、7店舗の改装を実施し、店舗の新陳代謝を促進した。当第3四半期連結会計期間末の同社グループ店舗数は、1,444店舗、調剤取扱店舗数は407店舗としている。なお、健康サポート薬局は59店舗となった。