サンドラッグ-2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019.05.10
株式会社サンドラッグの当連結会計年度の業績は、売上高5,880億69百万円(前期比4.2%増)、営業利益352億33百万円(同2.3%減)、経常利益358億円(同2.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益239億33百万円(同3.6%減)となり、増収減益となった。
ドラッグストア事業は、自然災害や猛暑・暖冬による夏物及び冬物の季節商材の不冴、更には、中国における電子商取引法の施行によるまとめ買いの減少等により低調に推移したが、インバウンド需要の対応店拡大や利便性強化の店舗改装などを実施し、売上増に努めた。また、マーチャンダイジングの改善などによる売上総利益の向上を図り、販売促進の一層の改善・効率化、物流の合理化推進を実施するなど、引続き経費削減に努めたが、人件費や諸手数料の増加など厳しい状況となった。以上の結果、同事業の売上高は4,112億12百万円(前期比2.8%増)、営業利益は274億31百万円(同0.6%減)となり、増収減益となった。
店舗展開については、53店舗(フランチャイズ店3店舗の出店を含む)を新規出店し、5店舗のスクラップ&ビルドを実施した。また、74店舗で改装を行い、25店舗を閉店し活性化を図った。以上の結果、当連結会計年度末の同社グループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業870店舗(直営店663店舗、㈱星光堂薬局67店舗、㈱サンドラッグプラス55店舗、㈱サンドラッグファーマシーズ22店舗、フランチャイズ店63店舗)、ディスカウントストア事業277店舗(ダイレックス㈱277店舗)の合計1,147店舗としている。