サンドラッグ-2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021.02.10
株式会社サンドラッグの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高4,807億78百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益300億6百万円(同8.1%増)、経常利益306億81百万円(同8.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益207億25百万円(同9.1%増)となり、増収・増益となった。
ドラッグストア事業は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴ない、マスク・消毒液などの感染症予防対策商品や食料品・日用品などの巣ごもり消費需要増加などにより、郊外型店舗の売上は順調に推移したものの、駅前型特に都市部繁華街地域の店舗においては、インバウンド需要の消失、テレワークや在宅勤務などによる化粧品の売上減、外出自粛による客数減少などにより、売上高が前年同期を下回った。経費面については、折り込みチラシなどの販売促進自粛、キャッシュレス決済拡大やセミセルフレジ導入の推進など生産性向上を図り、経費削減に努めた結果、同事業の売上高は3,207億25百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は203億39百万円(同2.8%減)となった。
店舗展開については、37店舗(フランチャイズ店1店舗の出店を含む)の新規出店と3店舗のスクラップ&ビルドを行った。また、71店舗で改装を行い、11店舗(フランチャイズ3店舗を含む)を閉店し活性化を図った。以上の結果、当第3四半期連結会計期間末の同社グループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業888店舗(直営店696店舗、㈱星光堂薬局69店舗、㈱サンドラッグプラス61店舗、フランチャイズ店62店舗)、ディスカウントストア事業306店舗(ダイレックス㈱306店舗)の合計1,194店舗としている。