スギホールディングス株式会社の当第３四半期連結累計期間における業績は、売上高は3,981億83百万円（前年同期比9.6％増）、売上総利益は1,171億92百万円（同12.2％増）、販売費及び一般管理費は970億62百万円（同12.2％増）、営業利益は201億30百万円（同12.6％増）、経常利益は213億99百万円（同13.4％増）、これに伴い、親会社株主に帰属する四半期純利益は142億69百万円（同14.3％増）となった。

同社グループは、顧客が継続購入する人気の化粧品や生活必需品を選定・確保することで、増税前の駆け込み需要に対応するとともに、増税後には販売促進策や売場の陳列・演出を強化することで、増税の影響を最小限に抑えた。また、超高齢社会に対応した事業領域の拡充を図るべく、顧客の健康維持・予防から介護・終末期のケアまでを一貫してサポートする「トータルヘルスケア戦略」に即した新たな取り組みについても積極的に推進した。

店舗の出退店等については、ドミナント構築に向けた関東・中部・関西エリアへの集中出店を強化するとともに、北陸エリアへの出店を開始した。また、縮小する商圏への対応や訪日外国人に向けた魅力ある売場展開等、既存店を活性化させる改装にも注力した。その結果、86店舗の新規出店、10店舗の中・大型改装、６店舗の閉店を実施した。また、訪問看護ステーション１拠点の買収を行ったことにより、当第３四半期末における店舗数は1,271店舗（前期末比81店舗増）としている。