スズケン-2021年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.08.07
株式会社スズケンの当第1四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療機関の受診抑制の影響や営業活動の自粛により価格交渉が進まなかったことなどにより、売上高は5,166億27百万円(前年同期比5.5%減)、営業損失は41億59百万円(前年同期は37億5百万円の営業利益)、経常損失は18億70百万円(前年同期は62億11百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は15億78百万円(前年同期は39億94百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)とった。
医薬品卸売事業については、売上高は、スペシャリティ医薬品をはじめとする新薬の販売増加があったものの、市場縮小の影響などにより減収となった。営業利益は、減収の影響および営業活動の自粛に伴い価格交渉が進まず、未決定先の販売価格を、お得意さまがご要望されている価格水準などを踏まえ見積計上したことなどにより営業損失となった。なお、現時点における未決定先は全体の8割強にのぼる。以上の結果、売上高4,978億23百万円(前年同期比5.3%減)、営業損失46億89百万円(前年同期は24億30百万円の営業利益)となった。
保険薬局事業については、売上高は、調剤報酬改定や薬価改定の影響および新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療機関の受診抑制によ
る処方箋受付枚数の減少などにより減収となった。営業利益は、減収の影響などにより営業損失となった。以上の結果、売上高222億64百万円(前年同期比7.1%減)、営業損失5億8百万円(前年同期は3億25百万円の営業利益)となった。