ツルハHD-2019年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019.06.17
株式会社ツルハホールディングスの売上高7,824億47百万円(前年同期比16.2%増)、営業利益418億26百万円(同4.0%増)、経常利益433億13百万円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益248億24百万円(同0.1%増)となった。
ツルハグループでは顧客ニーズに対応する高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、食品売場を中心に既存店舗の改装を推進した。また、プライベートブランドにおいては、商品ラインアップの整理による効率向上を図るとともに、新たなブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」を立ち上げ、商品開発・販売体制の強化を図った。
店舗展開については、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より140店舗の新規出店と56店舗の閉店を実施。また、2018年5月22日付で株式会社ビー・アンド・ディーホールディングスを子会社化したことにより、同社の子会社である株式会社ビー・アンド・ディーが運営する愛知県内のドラッグストアおよび調剤薬局67店舗がグループに加わり、当期末のグループ店舗数は直営店で2,082店舗としている。
このほか、同社子会社の株式会社ツルハが2019年3月28日、金秀商事株式会社(沖縄県)とのフランチャイズ契約に基づく第1号店として、沖縄県浦添市に「ツルハドラッグ宮城店」を出店したことにより、ツルハグループの店舗展開地域は34都道府県となった。なお、タイ国内のグループ店舗については、7店舗の新規出店と2店舗の閉店を実施し、同国内における店舗数は2019年5月15日現在で23店舗となった。