ツルハHD-2020年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.06.22
株式会社ツルハホールディングスの当連結会計年度における業績は、売上高8,410億36百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益450億13百万円(同7.6%増)、経常利益462億98百万円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益278億99百万円(同12.4%増)となった。
ツルハグループでは、カウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、食品売場を中心に既存店舗の改装を推進したほか、プライベートブランドにおいては、商品開発・販売体制を強化し、当社グループの新たなプライベートブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」への刷新と展開拡大を図った。また、店舗運営業務の効率化を図り生産性を高めることを目的に、人員配置・在庫管理等をサポートするシステムの導入に取り組んだ。
店舗展開については、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より129店舗の新規出店と63店舗の閉店を実施した。また、2019年7月4日付で株式会社ツルハが有限会社おおがたむら調剤薬局(秋田県・1店舗)を子会社化したこと、ならびに2020年5月1日付で株式会社ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本が株式会社江頭エーザイより1店舗の事業譲渡を受けたことにより2店舗が加わり、当期末のグループ店舗数は直営店で2,150店舗としている。なお、タイ国内のグループ店舗については、1店舗の新規出店と2店舗の閉店を実施し、同国内における店舗数は2020年5月15日現在で22店舗としている。