ツルハHD-2021年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.09.14
株式会社ツルハホールディングスの、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高2,246億23百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益151億62百万円(同20.1%増)、経常利益153億28百万円(同19.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益91億37百万円(同4.7%増)となった。
同社グループではカウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、精肉・青果の導入をはじめとする既存店舗の改装を推進したほか、プライベートブランドにおいては、商品開発・販売体制を強化し、グループの新たなプライベートブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」への刷新と展開拡大を図った。また、店舗運営業務の効率化を図り生産性を高めることを目的に、人員配置・在庫管理等をサポートするシステムの導入に取り組んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響については、インバウンド需要の落ち込みや化粧品等の需要減があったものの、感染予防関連商材の需要増、緊急事態宣言等による外出自粛に伴う日用品・消耗品、食品等の需要増が見られた。
店舗展開については、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より29店舗の新規出店と26店舗の閉店を実施した。また、2020年5月28日付でJR九州ドラッグイレブン株式会社を子会社化したことにより、206店舗が加わり、当期末のグループ店舗数は直営店で2,359店舗としている。