ツルハHD-2022年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021.09.21
株式会社ツルハホールディングスの、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高2,356億84百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益128億89百万円(同15.0%減)、経常利益129億44百万円(同15.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益75億36百万円(同17.5%減)となった。
同社グループではカウンセリングを主体とした接客サービスの徹底を継続して行うとともに、コロナ禍を含む生活スタイルの変化に対応する戦略的施策に取り組んだ。高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応すべく利便性の強化を図るため、精肉・青果、100円均一の導入をはじめとする既存店舗の改装を推進したほか、スマートフォンアプリを活用したサービスの提供による顧客接点の拡大、店舗運営業務の効率化を目的とした人員配置・顧客管理・在庫管理等の支援システムの展開等に取り組んだ。プライベートブランドにおいては、商品開発・販売体制を強化し、同社グループの新たなプライベートブランド「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」への刷新と展開拡大を図った。一方で、前期は感染予防関連商材の需要増、外出自粛に伴う日用品・消耗品、食品等の需要増があり、当期はその反動減が見られる。
店舗展開については、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを進したことにより、期首より29店舗の新規出店と19店舗の閉店を実施し、当期末のグループ店舗数は直営店で2,430店舗としている。