ファーマライズHD-平成30年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2018.07.13
ファーマライズホールディングス株式会社の当連結会計年度業績は、売上高54,562百万円(前期比3.0%増)、営業利益1,185百万円(同167.6%増)、経常利益1,099百万円(同239.0%増)、親会社株主に帰属する当期純損失22百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益7百万円)となった。
売上高については、前年同四半期以降に開局等した店舗並びに前年同四半期以降に新たに同社グループに加わった有限会社イノセ商事、株式会社エム・シー及び株式会社ミュートスが増収に寄与した。また、利益面では、平成30年4月の調剤報酬改定と薬価改定の影響があり、物販事業は引き続き採算改善の途上にあるものの、処方せん枚数が堅調に推移したこと、着実な技術料算定増加による処方せん単価の向上等により、営業利益、経常利益は増益となった。
調剤薬局事業については、選ばれる「かかりつけ薬局」となるために、①地域医療(在宅医療及び施設調剤)の実施、②後発医薬品推進、③患者情報の一元管理や重複投与・飲み合わせ・残薬確認強化の観点から電子お薬手帳「ポケットファーマシー」の利用促進、④24時間対応に向けた取組みを継続している。また、一般用医薬品や健康食品等のセルフメディケーション関連商品の販売及び健康支援イベント等も実施するセルフメディケーション・サポート店舗の展開に対する取組みも、継続的に推進している。これらにより、当連結会計年度における調剤薬局事業の業績は、売上高は43,202百万円(前期比4.8%増)、セグメント利益は1,512万円(同82.6%増)となった。
同社グループの調剤薬局の店舗展開については、8店舗増加、8店舗減少で、当連結会計年度末時点において同社グループが運営する店舗数は255店舗としている。