ファーマライズHD-2019年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019.07.16
ファーマライズホールディングス株式会社の当連結会計年度における業績は、売上高51,728百万円(前年同期比5.2%減)、営業利益640百万円(同45.7%減)、経常利益590百万円(同45.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益23百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失28百万円)となった。
売上高については、2018年10月1日付で取得した株式会社ケミストが増収に寄与したが、2018年4月の診療報酬・薬価改定の影響、並びに不採算店舗の閉店及び一部大型店舗の応需先医療機関からの処方せん枚数減等により、前年比減収となった。利益面においても、物販事業における着実な採算改善の傾向が見られるものの、2018年4月の診療報酬・薬価改定の影響等により、グループ全体では営業利益、経常利益が前年比減益となった。
調剤薬局事業については、選ばれる「かかりつけ薬局」となるために、①地域医療(在宅医療及び施設調剤)の実施、②後発医薬品推進、③患者情報の一元管理や重複投与・飲み合わせ・残薬確認強化の観点から電子お薬手帳「ポケットファーマシー」の利用促進、④24時間対応に向けた取組みを継続している。また、一般用医薬品や健康食品等のセルフメディケーション関連商品の販売及び健康支援イベント等も実施するセルフメディケーション・サポート店舗の展開に対する取組みも、継続的に推進している。これらにより、当連結会計年度における調剤薬局事業の業績は、売上高は40,613百万円(前年同期比6.0%減)、セグメント利益は945百万円(同38.2%減)となった。
同社グループの調剤薬局の店舗展開については、11店舗増加、8店舗減少で、当連結会計年度末時点において同社グループが運営する店舗数は258店舗としている。