ファーマライズHD-2020年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.07.15
ファーマライズホールディングス株式会社の当連結会計年度における業績は、売上高51,030百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益987百万円(同54.2%増)、経常利益976百万円(同65.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は526百万円(同2157.1%増)となった。
売上高については、不採算店舗の閉店の影響の他、新型コロナウイルス感染症の影響があり、前年比減収となった。また、利益面については、新型コロナウイルス感染症の影響があるものの、調剤薬局事業における技術料の着実な獲得等に加えて、調剤薬局事業における売上原価の抑制効果、販管費のコントロールによる経費削減の効果、物品売却益等の営業外収益が当初想定を上回ったこと等を主な要因として、営業利益、経常利益はともに前年比増益となり、法人税等調整額△249百万円を計上したこと等により親会社株主に帰属する純利益も前年比増益となった。
なお、当連結会計年度において、経営資源を集約し経営の効率化と事業基盤の一層の強化を図るため、2019年6月1日付で、関西ファーマライズ株式会社、株式会社エム・シー及び薬ヒグチ&ファーマライズ株式会社の3社について、ファーマライズ株式会社を存続会社として吸収合併した。また、2019年9月1日付で、新世薬品株式会社及び株式会社ドゥリームの2社について、ファーマライズ株式会社を存続会社として吸収合併している。
同社グループの調剤薬局の店舗展開については、調剤薬局店舗は41店舗増加、5店舗減少で、当連結会計年度末時点において同社グループが運営する店舗数は294店舗としている。
なお、増加した店舗は、2019年6月28日付けで株式を取得した有限会社アマゾンファーマシーの1店舗(静岡県)、2020年3月1日付けで株式を取得し同社の持分法適用関連会社から連結子会社化した近畿地方に31店舗(大阪府24店舗、兵庫県1店舗、奈良県3店舗、和歌山県3店舗)の調剤薬局を展開する株式会社ヘルシーワークによる増加分、2020年4月1日付けで株式を取得し連結子会社化した神奈川県に2店舗の調剤薬局を展開する有限会社サン・メディカルによる増加分に加え、ファーマライズ株式会社の新規開局の千葉県1店舗、東京都1店舗、神奈川県1店舗、京都府1店舗、大阪府2店舗、及び株式会社ヘルシーワークの新規開局の大阪府1店舗となっている。