ファーマライズHD-2020年5月期 第2四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.01.14
ファーマライズホールディングス株式会社の当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高25,761百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益521百万円(同198.4%増)、経常利益522百万円(同324.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は595百万円(前年同四半期は△117百万円)となった。
売上高については、不採算店舗の閉店の影響はあるものの、2018年10月1日付けで取得した株式会社ケミスト、2019年6月28日付けで取得した有限会社アマゾンファーマシー(2019年12月1日付けでファーマライズ株式会社を存続会社として吸収合併)が増収に寄与した他、調剤薬局事業における処方せん単価の上昇等により、前年同四半期比増収となった。また、利益面においては、調剤薬局事業における売上原価の抑制効果や、経費を減少できたこと等を主な要因として、営業利益、経常利益はともに前年同四半期比増益となり、法人税等調整額△438百万円を計上したこと等により親会社株主に帰属する四半期純利益も前年同四半期比増益となった。
薬局運営面については、選ばれる「かかりつけ薬局」となるために、①地域医療(在宅医療及び施設調剤)の実施、②後発医薬品推進、③患者情報の一元管理や重複投与・飲み合わせ・残薬確認強化の観点から電子お薬手帳「ポケットファーマシー」の利用促進、④24時間対応に向けた取組みを継続している。また、一般用医薬品や健康食品等のセルフメディケーション関連商品の販売及び健康支援イベント等も実施するセルフメディケーション・サポート店舗の展開に対する取組みも、継続的に推進している。これらにより、当第2四半期連結累計期間における調剤薬局事業の業績は、売上高20,187百万円(前年同期比0.8%増)、セグメント利益882百万円(同164.6%増)となった。
同社グループの調剤薬局の店舗展開については、東京都1店舗、神奈川県1店舗、大阪府2店舗の新規開局に加え、子会社化した有限会社アマゾンファーマシーの1店舗(静岡県)の傘下入りにより5店舗増となり、当第2四半期連結累計期間末時点において同社グループが運営する店舗数は263店舗としている。