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業界のIRニュース

ファーマライズHD-2020年5月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)

2020.04.13

ファーマライズホールディングス株式会社の当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高38,593百万円(前年同期比0.2%増)、営業利益765百万円(同172.0%増)、経常利益747百万円(同241.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は705百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失110百万円)となった。

売上高については、不採算店舗の閉店の影響はあるものの、2018年10月1日付けで取得した株式会社ケミスト、2019年6月28日付けで取得した有限会社アマゾンファーマシー(2019年12月1日付けでファーマライズ株式会社を存続会社として吸収合併)が増収に寄与した他、調剤薬局事業における技術料の着実な獲得等により、前年同四半期比増収となった。また、利益面においては、同じく調剤薬局事業における技術料の着実な獲得等に加えて、調剤薬局事業における売上原価の抑制効果、販管費のコントロールによる経費削減の効果、物品売却益等の営業外収益が当初想定を上回ったこと等を主な要因として、営業利益、経常利益はともに前年同四半期比増益となり、法人税等調整額△454百万円を計上したこと等により親会社株主に帰属する四半期純利益も前年同四半期比増益となった。

薬局運営面については、選ばれる「かかりつけ薬局」となるために、①地域医療(在宅医療及び施設調剤)の実施、②後発医薬品推進、③患者情報の一元管理や重複投与・飲み合わせ・残薬確認強化の観点から電子お薬手帳「ポケットファーマシー」の利用促進、④24時間対応に向けた取組みを継続しております。また、一般用医薬品や健康食品等のセルフメディケーション関連商品の販売及び健康支援イベント等も実施するセルフメディケーション・サポート店舗の展開に対する取組みも、継続的に推進している。これらにより、当第3四半期連結累計期間における調剤薬局事業の業績は、売上高は30,533百万円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益は1,041百万円(同98.6%増)となった。

同社グループの調剤薬局の店舗展開については、調剤薬局店舗は6店舗増加、4店舗減少で、当第3四半期連結累計期間末時点において同社グループが運営する店舗数は260店舗としている。なお、増加した店舗は、株式譲渡により取得した有限会社アマゾンファーマシーの1店舗(静岡県)及びファーマライズ株式会社の新規開局の東京都1店舗、神奈川県1店舗、京都府1店舗、大阪府2店舗となっている。

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