メディカルシステムネットワーク-2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020.05.08
株式会社メディカルシステムネットワークの当連結会計年度の業績は、売上高105,241百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益1,615百万円(同13.0%増)、経常利益1,560百万円(同3.9%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は895百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益462百万円)となった。
地域薬局ネットワーク事業の医薬品等ネットワーク部門については、流通効率化へのニーズの高まりから、新規加盟件数は順調に推移した。2020年3月31日現在の医薬品ネットワーク加盟件数は、同社グループ416件、一般加盟店4,829件の合計5,245件(前連結会計年度比1,455件増)となり、今期の目標加盟件数5,000件を大幅に上回る結果となった。
また、同事業の調剤薬局部門については、前期M&Aにより取得した店舗の業績が寄与したことに加え、長期処方や高額薬剤の処方箋が増加して処方箋単価が上がったこと等により、売上高は順調に推移したが、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えやインフルエンザウイルス感染が例年を下回って推移したこと等により、処方箋応需枚数は伸び悩む結果となった。2020年3月31日現在の店舗数は、調剤薬局416店舗、ケアプランセンター1店舗、コスメ・ドラッグストア8店舗としている。以上の結果、当連結会計年度の同事業の売上高は99,617百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益3,743百万円(同13.0%増)となった。