メディカル一光G-2022年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2023.04.07
株式会社メディカル一光グループの当連結会計年度の業績は、売上高33,897百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益935百万円(前年同期比26.7%減)、経常利益1,227百万円(前年同期比9.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は759百万円(前年同期比10.9%減)となった。
調剤薬局事業においては、当連結会計年度上期における既存店の応需処方箋枚数は前年同期比微減となったが、下期はやや持ち直し、年度を通しては微増となった。調剤薬局事業全体の売上高は子会社の店舗を主体に浸透しつつある在宅市場への取り組み効果や、2022年7月に開局したフラワー薬局名張東店等の新規出店売上が寄与し、増収を確保した。
一方で、労務費を主体に費用が増加し、収益面では前年同期比減益を余儀なくされ、この結果、売上高23,094百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益1,490百万円(前年同期比3.8%減)となった。
なお、当連結会計年度末における同グループの調剤薬局は合計95店舗となっている。
ヘルスケア事業においては、通所介護事業所および施設にて当連結会計年度を通して新型コロナウイルス感染症のクラスターが断続的に複数発生した。このため、デイサービスを主体に新規利用者さまのご利用を控えたこともあり稼働率が低下したと公表している。また、施設スタッフの処遇改善等に伴う労務費増加に加え、施設運営に不可欠な光熱費の高止まりも続き、こうした費用が前期比大幅に増加した。
この結果、売上高7,671百万円(前年同期比1.8%減)、営業損失28百万円(前年同期は営業利益218百万円)となった。
また、当連結会計年度末における同グループの居住系介護サービスは、合計42施設(居室数1,417室)、在宅系介護サービスにおいては、通所介護事業所22ヶ所、居宅介護支援事業所18ヶ所、小規模多機能ホーム10施設、福祉用具レンタル・販売5拠点、訪問介護事業所9ヶ所、訪問看護事業所3ヶ所、ショートステイ1施設と、幅広く介護サービスを提供している。