株式会社サンドラッグ -2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021.05.14
株式会社サンドラッグの当連結会計年度における業績は、売上高6,343億10百万円(前期比2.7%増)、営業利益373億45百万円(同2.0%増)、経常利益382億28百万円(同2.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益253億29百万円(同6.9%増)となり、増収・増益となった。
ドラッグストア事業は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、マスク・消毒液などの感染症予防対策商品や食料品・日用品などの巣ごもり消費需要の増加などにより、郊外型店舗は順調に推移したものの、駅前型店舗においては、インバウンド需要の消失、外出自粛、テレワークや在宅勤務などライフスタイルの変化などにより化粧品売上及び客数の減少などにより、売上高が前期を下回った。経費面は、折り込みチラシなどの販売促進自粛、キャッシュレス決済拡大やセミセルフレジ導入の推進など生産性向上を図り、経費削減。 なお、ドラッグストア事業の出店などの状況は、41店舗(フランチャイズ店2店舗の出店を含む)を新規出店し、1店舗のスクラップ&ビルドと65店舗を改装したほか、14店舗(フランチャイズ店4店舗の解約含む)を閉店し活性化を図った。以上の結果、ドラッグストア事業の売上高は4,222億51百万円(前期比1.2%減)、営業利益は250億43百万円(同 9.4%減)となった。