株式会社ツルハホールディングスの当連結会計年度における業績は、売上高9,193億３百万円（前年同期比9.3%増）、営業利益483億77百万円（同7.5%増）、経常利益476億88百万円（同3.0%増）、親会社株主に帰属する当期純利益262億83百万円（同5.8%減）となった。

新型コロナウイルス感染拡大の影響は、感染予防関連商材の需要増、緊急事態宣言等による外出自粛に伴う日用品、消耗品、食品等の需要増、インバウンド需要の剥落や化粧品等の需要減、下期はかぜ薬を中心とした季節品の売上不振などの成長阻害要因があった。店舗展開は、ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進、期首より138店舗の新規出店と75店舗の閉店を実施。2020年５月28日付で子会社化した株式会社ドラッグイレブンなど207店舗がグループに加わり、当期末のグループ店舗数は直営店で2,420店舗としている。