株式会社メディカル一光グループ-2025年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2025.04.05
メディカル一光グループは4日、2025年2月期の連結決算を発表した。
調剤薬局事業の業績は、売上高247億900万円(前期比5.0%増)となった一方で、営業利益は12億3400万円(前期比12.2%減)となり、増収減益の結果となった。薬価改定による薬材料単価の低下や人件費の増加が利益を圧迫したものの、既存店の処方箋枚数は引き続き堅調に推移した。調剤薬局事業では、1店舗あたりの売上向上を目的とした施策を継続し、患者が来店しやすい店舗体制の整備に注力。加えて、地域連携薬局の取得や認定推進にも取り組んだ。来店が困難な患者への対応についても、グループ会社を中心とした支援体制を各店舗に展開している。薬局数は前年と同様、計100店舗となった。
他の事業も含めたグループ連結業績全体では、売上高483億9300万円(前期比21.3%増)、営業利益16億9200万円(同8.5%増)、経常利益18億1600万円(同3.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億3300万円(同9.0%増)と、引き続き増収増益を達成した。特に、医薬品卸事業が大きく伸長し、全体の業績をけん引した。