NTTドコモとメドレー-オンライン薬局を運営するミナカラ(千代田区)の全株式を取得
2021.10.22
NTTドコモとオンライン診療・服薬指導システムを手掛けるメドレーは2021年10月22日、オンライン薬局を運営するミナカラ(東京都千代田区)の発行済み株式の全てを共同で取得すると発表した。2021年10月29日付で全株式を取得する。3社が持つノウハウを融合し、オンライン診療などを活用した患者向けの新サービスを展開する。
ドコモとメドレーはミナカラが実施する第三者割当増資も引き受けるほか、メドレーはミナカラから約12億円の転換社債型新株予約権付社債(CB)を引き受ける。株式取得と第三者割当増資引き受け後の出資比率はドコモ85.1%(37億9600万円)、メドレー14.9%(6億6400万円)。メドレーがCBの転換権を全て行使した場合、メドレーはミナカラの議決権の33.4%を保有することになる。
ドコモとメドレーは2021年4月に資本業務提携。メドレーが提供するオンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS」(クリニクス)の共同運営や、新サービスの展開を予定している。
一方、ミナカラは一般用医薬品のインターネット販売を展開。ドコモとメドレーは新サービスの早期実現に向け、ミナカラの患者向けオンラインサポートのノウハウを活用する。